2020/05/28

光則寺の孔雀

あじさい巡りをたくらんでいる客人の依頼で、不肖佐助堂ひさしぶりの長谷寺インスペクション。
ママチャリをギーコギーコいわせ、汗だくになって長谷寺へ向かった。
受付のおねいさんに入山料を払おうとしたら、緊急事態宣言で今月末までは一部規制中ですから自由にお入りください、と。
あじさいの季節はどうなるのかと尋ねたら、今年はあじさい路は密集緩和のために予約制にして入場制限します。入場料を千円徴収して、うち5百円はコロナの医療関係へ寄付します、とのことだった。

内外に知られた名うての観光寺、長谷寺ゆえ、今日もまったくの無人というわけではないが、それでも参拝客はまばら。今はまだ自由に歩きまわれるあじさい路をのんびりとインスペクションした。
当然のことながらあじさいはまだまだ。見頃にはあと10日くらいかかるのではなかろうか、と。
隣の谷にある光則寺へも立ち寄ってみたのだが、こちらもあじさいの見頃にはもう少し。この寺のあじさいは大切に育てられた鉢植えが多く、長谷寺よりはいくぶん早く見頃となる。
帰り際境内のはずれにある孔雀小屋に立ち寄った。いつもは素っ気ない孔雀なのだが、なぜかきょうは見事な羽をパーッと開いてランウェイを歩くモデルのようにポーズをとってくれた。

photostream :
200528 長谷寺あじさい
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200528 光則寺の孔雀
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2020/05/25

森林浴

不肖佐助堂、フラッとうちを飛びだして森林浴に行ってきた。
テキトー山歩き(……山というほどでもないが)も久しぶり。

ゼイゼイいいながら銭洗弁財天。社務所も売店も閉鎖中とあって境内には人っ子ひとりみあたらず、奥宮でのんびりと、だが念には念を入れて銭を洗ってお参りした。こんなにのんびりと人目を気にせずに参拝できたのは、ホント、初めてのことだったかもしれない。

胸突き八丁の急坂をさらにヲタヲタと登りきって葛原岡神社にお参りした。参道のあじさいがぽつりぽつりと色づいていて、もうそんな季節になったのか、と今さらながら驚いてしまった。横の小径をしばらく歩いて台峯緑地へ入り、爽快な緑の中で手足を伸ばして気持ちの良いマイナスイオンを思いっきり浴びた。

きょうはコースからちょっと外れてさらに鬱蒼とした森の中にある谷戸の池へ向かった。草むらに腰をおろし、ウグイスの鳴き声に耳を傾けていたら池のなかでも大きなガマガエルが手足を思いっきり伸ばして、立ち泳ぎの姿勢でプカーリと浮かんでいた。しばらくの間にらめっこをしていたのだが、やおらガマガエルは身を翻して池の中に潜り、どこかへ行ってしまった。
つかの間休んだ後、さらにテキトーに山道を歩きまわっていたら漫画の「美味しんぼ」にでてくる海原雄山のモデルと言われている北大路魯山人の旧居星岡窯のあたりに出てきた。今は住む人とてなく、荒れ放題になっているのだが、魯山人はここでも窯で食器など焼いていたそうだからその辺を掘ればけっこう貴重な食器のかけらなんかが出てくるかもしれないなあ、とふと考えた。いずれ実証してみようかと。
 そのまま鎌倉中央公園にまわってベンチに寝転がってしばらく昼寝を決めこんだ。仰向けになって空を見上げたら桜の木に小粒なサクランボがたわわに実っていた。

三過疎な一日だったなあ。

photostream :
200525 森林浴
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2020/05/17

緑色の海 day2

今さらながら気がついたのだが鎌倉の交通標識は極めて単純明快だナ。
フムフム、左に行くと大仏さまか。オー、海へ行くのは真っ直ぐだナ。
………と標識どおりに歩いて連日の海チェック。坂の下から稲村ヶ崎界わいへ。
きょうの海色はビミョーな緑色。青い空も反射して、そうだなあ、ターコイズグリーンといおうか、ターコイズブルーといおうか……………。
おとといの海よりは気持ちの良い色合いだった。

遠くを見わたせば、由比ヶ浜から材木座海岸、もうみんな海水浴しちゃってるんだよ。
コラ、まだ非常緊急事態だろうがッ……!(←訂正しました)
て徘徊じじいに言われたかないか。
海水浴を楽しんでるみんな、上から目線でゴメンな。

photostream :
緑色の海 day2
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2020/05/15

江ノ電カラーの海 5/17追記あり

はなしには聞いていたのだが、ここ2、3日鎌倉の海が緑色になっている、と。
ホントだった……………。
人っ子ひとりいない七里ヶ浜の海は一面緑色に染まっていた。
はるか水平線には紺色のストライプがくっきりと。

きょうも乗客がまばらな江ノ電でちょっとした遠出。
ガタンゴトン、ガタンゴトンと木の床に響く心地よい揺れに身をまかせて、いってきた。

5/17<追記>
横浜国立大学臨海環境センター5/16のFBから
(前略) 昨日急遽、調査のために船を出しました。なぜ、急遽船を出したかというと、相模湾沿岸にお住まいの方は気づいているかもしれませんが、ここ最近、湾内の海の色が白っぽくなっていることが判ったためです。昨日の調査で確認できたのですが、これは「赤潮」ならぬ「白潮」と呼ばれる現象です。白潮も植物プランクトンの大増殖の結果であり、「円石藻」という藻類が原因です。「円石藻」をgoogleで画像検索すると、不思議な形の殻(円石)を持つ藻類であることが判ると思いますが、この殻が炭酸カルシウム(いわゆる石灰)でできているため、大増殖すると海が白っぽくなります。東京湾では、1995年に一度、「白潮」が報告されているようですが、相模湾では、もしかしたら初めての記録かもしれません。
(中略) 昨日は、沖に出ると一面エメラルドグリーンの海でした。南国の海のようですが、透明度はどの測点でも4mほどしか無く、どちらかというと抹茶ミルクでしょうか? (中略) 透明度、海洋環境(CTD+Chl)の鉛直プロファイル、表層と5mの採水、ネット試料などを採取しました。
帰港後、生サンプルを観察しましたが、小さい白い粒(10μm以下)が沢山入っていてました。(中略) 種までの同定は厳しいのですが、殻の表面に円石らしき構造が認められました。(後略)

………そうだったのか!


2020/05/08

ウマシ!

かつてスキーグラフィック編集部でドタバタと駆け回っていた巻沙織(仮名)、不肖佐助堂的なとおり名はマキ(仮名)、いまやニセコで不良外人をあごで使うパワフルねえちゃん。縁あってジャパンチームの一枚看板だったスラローマー、木村公宣と結婚して木村沙織(仮名)となってしまったのだが不肖佐助堂にしてみればかつていっしょにシゴトをした当時のマキ(仮名)といった方がピンとくる。
したがってこのブログではマキ(仮名)で通す。

で、そのマキ(仮名)からある日、いきなりでかい荷物が届いた。ナンダロウと思って開けてみたら MacBook Air。小一時間ほど問い詰めたら、macOS のアップデートに失敗してウンともスンとも言わなくなったから元に戻してチョーダイ、娘のクレア(仮名)が学校で使えるようなおしてチョーダイ、と。

ヲイ、コラ………、なんでおれのところに、と思ったのだが、こういうトラブル、不肖佐助堂の大好物。
3日がかりでどうにか復活させて、 最新のOSにアップデートしてクレア(仮名)が快適に勉強で使えるようにチューニングをすませて送り返した。

………と前説が長くなってしまったのだが、マキ(仮名)からこんどは旬のアスパラとベーコンが送られてきた。こういうことならヲイもコラもない。礼もそこそこにさっそく庭先でたけのこ掘って、リングイーネのアーリオオリオ佐助堂スペシャル。

………ウマシ! 言うことなし。

2020/05/06

2020/05/03

ヤだけどたけのこを掘った

引きこもりするのもたいへんだな。
では、と掘りたくないけどたけのこ掘り。
ほっとくとでかくなりすぎて始末に負えないんだよ。
食わない分はもったいないがたぬきの餌だな。

というわけできょうの不肖佐助堂の昼メシ。
堀りたてのたけのこをオリーブオイルで軽く炒めて4、5日前に食ったハヤシライスの残りもののソースをからませてデミグラス代わりにスパゲッティに和えてみた。

フーン……………………なかなかうまいぢゃないか!