2020/10/22

ハロウィン明月院

久しぶりの明月ヶ谷。

総門横の橋の上、長らく、というかもう何年も包帯姿だった亀がようやく傷も癒えてスッキリとした姿でウサギとならんで参拝客のお迎えをしていた。いつ完治したのだろう。紅葉カウントダウンが始まっているというのになぜか境内のそこここであじさいがみずみずしく咲いていた。
それにしても、明月院、臨済宗建長寺派に名を連ね、山号を福源山という格式なんだが………
おや!まあ!!だなあ。

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ハロウィン明月院

2020/10/16

混沌のホワイトサーカス2021

アルペンスキー史上最も伝統と格式を誇るスイスのベルナーオーヴァーラント地方の名勝、ウェンゲンで来年の一月に開催されるラウバーホルンレース、組織委員会からけさメールがあった。

やはり、というか新シーズンのWC開催めぐって大混乱……。

<以下ヴェンゲン組織委からのメール抜粋>
「スイスで開催されるアルペンスキーWCは原則観客なしで開催」
スイススキー連盟、スイスWC各会場の組織委員会はFIS国際スキー連盟と協議を続けてきたが、スイスで開催される来シーズンのアルペンスキーWCは原則として観客なしで開催することを決定した。
サンモリッツ、アーデルボーデン、ヴェンゲン、クランモンタナ、レンツェルハイドで開催されるアルペンスキーWC、それにエンゲルベルクで開催されるジャンプWCも含めてすべて無観客。表彰式もなし。
フィニッシュエリアのグランドスタンドは設置されず、会場周辺の交流サイトも廃止。
<以上>
……さみしいネ。

とはいえ、レースの会場は広大なアルプス山中にあるスキー場。まさかスキー場を完全にクローズして、というわけにはいかないだろうから遠目に観戦することはできるかもしれない。

隣のオーストリアはといえば、あすとあさってソールデン(ゼルデン)のレッテンバッハ氷河で男女WCの開幕戦、大回転が開催されるのだが、とりあえず無観客。
クラシックレースが開催される一月のスケジュールに関してはこれから決定されるようだ。

キッツビュールで開催される伝統のハーネンカムレース、例年隣のザルツブルクに本社をおくRed-Bullから莫大な運営予算をもらってきたからかなり影響が大きいだろう。

2020/10/06

閻魔さまとキンモクセイ - 円応寺 -

三日前にはなにもなかったのにいきなりキンモクセイの香りがあたりに満ち満ちていて、これならお御堂におわす閻魔さまも、多少の悪事はお目こぼししてくださるのではあるまいか、とついふとどきなことを考えてしまった。



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閻魔さまとキンモクセイ -円応寺- 
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2020/10/03

笑い閻魔 − 円応寺 −

不肖佐助堂、はるかむかし、子供の頃は閻魔さまのことはよく聞かされた。
「嘘をついたら舌を抜かれる……」とか「地獄の三丁目……」とかけっこうこわい系のはなし。

これが弁天さまとか観音さまとかはむかしから好印象。
でもね、いつの間にか閻魔さまも自分的にけっこう好印象になっていたんだよ。
天園を歩き回るたびに尾根にある十王岩に彫られた閻魔さまに挨拶したあとは、いつも横に立って鎌倉の街を見下ろしているし。

なぜだろう、いつからだろう………。

北鎌倉建長寺の斜め前にある円応寺、ご本尊はかの閻魔大王像。
三途の川のほとりで死後の世界を振り分けるこわもての十王像も祀ってあるお寺なのだが、ご本尊と十王像は撮影禁止。そういう意味では不肖佐助堂的にはあまり魅力的ではないのだが、ひなびた趣がすごく好きな寺でもある。

この前久しぶりに参拝に伺ったらなぜか「撮影禁止」ではなく「撮影注意」の張り紙がしてあった。
ならば、と手にしていたコンデジですぐさま撮影注意に従って初めて閻魔さまの写真を撮った。

帰り際、お坊さまにお礼の挨拶をしたら、苦笑いしながら丁重に挨拶をかえしてくれた。

どうです?
閻魔さま、呵々大笑している風に見えるでしょ。
なんだかすきになりそうでしょ。