不肖佐助堂、フラッとうちを飛びだして森林浴に行ってきた。
テキトー山歩き(……山というほどでもないが)も久しぶり。
ゼイゼイいいながら銭洗弁財天。社務所も売店も閉鎖中とあって境内には人っ子ひとりみあたらず、奥宮でのんびりと、だが念には念を入れて銭を洗ってお参りした。こんなにのんびりと人目を気にせずに参拝できたのは、ホント、初めてのことだったかもしれない。
胸突き八丁の急坂をさらにヲタヲタと登りきって葛原岡神社にお参りした。参道のあじさいがぽつりぽつりと色づいていて、もうそんな季節になったのか、と今さらながら驚いてしまった。横の小径をしばらく歩いて台峯緑地へ入り、爽快な緑の中で手足を伸ばして気持ちの良いマイナスイオンを思いっきり浴びた。
きょうはコースからちょっと外れてさらに鬱蒼とした森の中にある谷戸の池へ向かった。草むらに腰をおろし、ウグイスの鳴き声に耳を傾けていたら池のなかでも大きなガマガエルが手足を思いっきり伸ばして、立ち泳ぎの姿勢でプカーリと浮かんでいた。しばらくの間にらめっこをしていたのだが、やおらガマガエルは身を翻して池の中に潜り、どこかへ行ってしまった。
つかの間休んだ後、さらにテキトーに山道を歩きまわっていたら漫画の「美味しんぼ」にでてくる海原雄山のモデルと言われている北大路魯山人の旧居星岡窯のあたりに出てきた。今は住む人とてなく、荒れ放題になっているのだが、魯山人はここでも窯で食器など焼いていたそうだからその辺を掘ればけっこう貴重な食器のかけらなんかが出てくるかもしれないなあ、とふと考えた。いずれ実証してみようかと。
そのまま鎌倉中央公園にまわってベンチに寝転がってしばらく昼寝を決めこんだ。仰向けになって空を見上げたら桜の木に小粒なサクランボがたわわに実っていた。
三過疎な一日だったなあ。
photostream :
200525 森林浴
https://www.amazon.co.jp/photos/share/grXh9fmG90H67vqemgrLReHBE3QKXXh9iVmHQ1HDMnP
2020/05/25
2020/01/01
2019/09/18
銭洗弁財天大祭と台風余波
秋晴れというにはまだちょいと早いのだが、とにかくきのうはスコーンと抜けた。
コンデジ片手にグータラ佐助パトロールへいってきた。
……と、銭洗弁財天に向かう坂にさしかかり、強風で倒れた巨木に目をうばわれていると入口のトンネルの向こうから何やら軽快な太鼓の響きがきこえてきた。
そうか、きょうは銭洗弁財天の大祭だったか、とハアハアと息を切らせながらトンネルをくぐった。
本宮にお参りして奥宮で銭を洗ったあと鎌倉神楽と現代狂言を堪能した。きょうの出し物は「千鳥」。酒代のたまった太郎冠者が持ち帰ろうとする酒樽をめぐって酒屋と続ける丁々発止の駆け引きには、伝統芸能などとはほど遠い不肖佐助庵もおもわず笑ってしまった。
胸突き八丁のあの急な坂道をさらに上って源氏山へ。………と、とと、源氏山公園へと続くなだらかな坂道は台風の後始末のためガードマンが目を光らせていて進入禁止。源氏山公園には入れないし、ましてや化粧坂を下りることもできない。しかたがないから60段もある石段を這い上って葛原岡神社へ入った。さいわいここは被害も少なかったようなのだが、鳥居の横にある北鎌倉の浄智寺へと抜ける山道は巨木が文字どおり根こそぎ倒壊していた。これでは名うての獣たちでさえも通りぬけはできないだろう。大仏ハイキングコースへもまた進入禁止。
帰りしな立ち寄った佐助稲荷神社は倒壊した若木や老木も多かったのだが、なにより本殿が倒木の下敷きになって全壊してしまった。ここは社務所を新しく建て替えたばかりで、本殿の下にある拝殿もちょうど建て替え工事中。年内にできあがる予定だったのに、このぶんではいつになったら整備が終わるのか見当もつかなくなってしまった。
不肖佐助庵、一刻も早い再建を祈る。
photostream :
銭洗弁財天大祭
台風15号
https://www.amazon.co.jp/photos/share/zZIG2Yf7uNhjx440hIHyVgzQwRgvcuqeJJCKQPfvPmT2019/05/31
浄智寺から葛原岡神社へ
きのうあまりにもカラッとして気持ちよい日だったから思いたって北鎌倉の浄智寺から葛原岡へ上るルート、葛原岡ハイキングコースを歩きまわってきた。
出かける前に北鎌倉駅のすぐ横にある光泉へ電話して昼メシにといなり寿司の折り詰めを発注して駅につく頃に受け取れるように手配した。というのもいかにも商売ッ気のないここのおやじ、とびこみで行ってもすぐには売ってくれない。そのかわり予約した時間に伺うとどんなに人がたくさんいようときちんとできたてのいなりを出してくれるんだが、ま、いつ行っても無愛想の極まり。
だがいなり寿司はウマイ。
昼メシをどこで食おうかと思案しながら歩き始めるうちに東慶寺。江戸時代には駆け込み寺、縁切り寺として名をはせた寺なんだが、野外学習なのか大勢の子共たちが元気にバタバタと駆け込んでいた。なので東慶寺はまたの機会にと隣の浄智寺、ご本尊の三世仏にお参りし、布袋さまの腹をなでて元気をもらってから山道に入りこんだ。いつも撮る定番の浄智寺の情景を撮るときに、ちょうど居合わせたお寺のおねいさんにお願いしてガラス戸を閉めてもらって写真を撮った。
しばらく浄智寺横になだらかに上る坂道を歩くと、寺の裏手のあたりに「宝庵」という民家風の茶室や「たからの庭」という陶芸とかいろんな講座が開かれている森の中の広場があるのだが、不肖佐助庵、未だおだやかな心持ちになることもできないから寄ったことがない。
大木の細い根っこがくねくねと網の目のように張りめぐらされている山道に入り込み、よたよたとひたすら上っていると左手にちょっとした切通があらわれた。が、先の方が急な斜面をトラバースしてゆく細い道になっているらしく進入禁止。よくわからないが方向的には海蔵寺のあたりに続いているようだった。
なおもしばらく上ってゆくと、峠のあたりに大きな岩と石碑が現れた。天柱峰といって浄智寺を開山した偉いお坊さまが谷(やつ)の風景をいつも眺めていたということなのだが、いまはもう樹木が大きく生い茂ってしまっていて遠くの風景はまったく見えなかった。
ここからはいくぶん下り気味にアップダウンを繰り返して、やがて葛原岡神社の横に出てきた。この神社は鎌倉幕府と敵対した帝の側近として討幕計画に参画し、後にとらえられてこの地で処刑された日野俊基を祀る神社。来週、日野俊基の命日に例祭がおこなわれるらしいから出直してこようかと思う。
うちまでひたすら下り道を下って十分とかからないのだが、神社の前がちょっとした広場になっていてベンチやテーブルがおかれている。やわらかい陽射しを浴びながら遅めの昼メシ、いなり寿司を食った。
ああ、じょんのび、じょんのび。
これで山歩きは終了。
途中、銭洗弁財天によっていこうかと思ったのだが、ここもノート片手に子共たちが元気に駆け回っていたから一礼してそのままうちに帰った。
出かける前に北鎌倉駅のすぐ横にある光泉へ電話して昼メシにといなり寿司の折り詰めを発注して駅につく頃に受け取れるように手配した。というのもいかにも商売ッ気のないここのおやじ、とびこみで行ってもすぐには売ってくれない。そのかわり予約した時間に伺うとどんなに人がたくさんいようときちんとできたてのいなりを出してくれるんだが、ま、いつ行っても無愛想の極まり。
だがいなり寿司はウマイ。
昼メシをどこで食おうかと思案しながら歩き始めるうちに東慶寺。江戸時代には駆け込み寺、縁切り寺として名をはせた寺なんだが、野外学習なのか大勢の子共たちが元気にバタバタと駆け込んでいた。なので東慶寺はまたの機会にと隣の浄智寺、ご本尊の三世仏にお参りし、布袋さまの腹をなでて元気をもらってから山道に入りこんだ。いつも撮る定番の浄智寺の情景を撮るときに、ちょうど居合わせたお寺のおねいさんにお願いしてガラス戸を閉めてもらって写真を撮った。
しばらく浄智寺横になだらかに上る坂道を歩くと、寺の裏手のあたりに「宝庵」という民家風の茶室や「たからの庭」という陶芸とかいろんな講座が開かれている森の中の広場があるのだが、不肖佐助庵、未だおだやかな心持ちになることもできないから寄ったことがない。
大木の細い根っこがくねくねと網の目のように張りめぐらされている山道に入り込み、よたよたとひたすら上っていると左手にちょっとした切通があらわれた。が、先の方が急な斜面をトラバースしてゆく細い道になっているらしく進入禁止。よくわからないが方向的には海蔵寺のあたりに続いているようだった。
なおもしばらく上ってゆくと、峠のあたりに大きな岩と石碑が現れた。天柱峰といって浄智寺を開山した偉いお坊さまが谷(やつ)の風景をいつも眺めていたということなのだが、いまはもう樹木が大きく生い茂ってしまっていて遠くの風景はまったく見えなかった。
ここからはいくぶん下り気味にアップダウンを繰り返して、やがて葛原岡神社の横に出てきた。この神社は鎌倉幕府と敵対した帝の側近として討幕計画に参画し、後にとらえられてこの地で処刑された日野俊基を祀る神社。来週、日野俊基の命日に例祭がおこなわれるらしいから出直してこようかと思う。
うちまでひたすら下り道を下って十分とかからないのだが、神社の前がちょっとした広場になっていてベンチやテーブルがおかれている。やわらかい陽射しを浴びながら遅めの昼メシ、いなり寿司を食った。
ああ、じょんのび、じょんのび。
これで山歩きは終了。
途中、銭洗弁財天によっていこうかと思ったのだが、ここもノート片手に子共たちが元気に駆け回っていたから一礼してそのままうちに帰った。
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