2019/08/23

ゲッコー

不肖佐助庵ちょっとびっくりしたゾ。
なんだかいつの間にキーボードの上でなごんでたよ、コイツ。

ン? おまいさんあの島に行きたいのかネ……



2019/08/17

アーリオオリオペペロンチーノ佐助庵スペシャル

台風といっしょ。あさ、客人たちがサーッと引き上げた後、セミの声がやけにかまびすしい。

この暑さだ、外出する気にもならなくて、客人がもいで持って来てくれたミニトマトをオリーブオイルで軽くいためてアーリオオリオペペロンチーノ佐助庵スペシャル。ササーッとつくって食った。

2019/08/15

にわか鎌倉ガイド、ツバキ文具店を案内す

 すっかりにわか鎌倉ガイドになっちゃった不肖佐助庵、きょうは客人たちのご要望で小川糸さんの「ツバキ文具店」でポッポちゃんがふれあった大町周辺をテキトーガイド。
駅を出てすぐのおんめさまこと「大巧寺」を通りぬけて、小町大路を「本覚寺」へ向かい、「夷堂橋」脇にある「魚七商店」の前を左に折れて「妙本寺」に入った。

総門をすぎたあたりで何やらかわいい声が森に響くなあと思ったら先生に連れられた保育園の子共たち。あちこちからセミの抜け殻を集めて大騒ぎしていた。おじじも高いところにあった抜け殻をひとつとってあげたらワーイと大喜びしてくれた。

駅前は結構な人出だったのに、きょうの妙本寺境内は閑散としていてのんびりとお参りできた。
総門横の小径を進んで「常栄寺」。日蓮聖人ゆかりのぼたもち寺ともいう。人っ子ひとりいない境内に裏山で鳴くセミの声がかしましかった。
すぐ隣の「八雲神社」で厄除け開運を祈願して、並びの「大町会館」。たしかポッポちゃんのツバキ文具店はこの辺りにあったはず。NHKのドラマではなぜか「太」町会館という設定になっていてちょっと笑ったことがあった。

きょうの〆はポッポちゃんではなくて、不肖佐助庵こだわりの「はぶか」。客人は中華そばとギョーザ、もうひとりの客人はもやしそば。ふたりともちょっと薄味のスープに舌鼓をうってくれた。不肖佐助庵はもちろんいつものヤツ、キクラゲとシイタケ抜きのかた焼きそばとギョーザを食った。

photostream :
https://www.amazon.co.jp/photos/share/h68DUXKyXABWF7PlzxIeGc5Ey3rN66GsznvhMaogsAU

2019/08/14

にわか鎌倉ガイド光明寺へ

客人を案内して、浄土宗大本山光明寺へ。
記主庭園の蓮池にはまだ蓮の花があでやかに咲いているのに、もう赤とんぼがしきりと飛びまわっていた。
雨の予報だったのに陽はガンガン照りつけて汗だくの鎌倉ガイド。

いつも光明寺の裏山へ上る途中、本殿の横にたくさんの塔が立ち並んでいる一画がチラッとかいま見られて不思議に思っていたのだが、思い切って社務所の女性に尋ねてみたら、あ、内藤家墓所といって昔のお殿様の一族の墓地ですよ、と教えてくれて、墓地入口のカギを貸してくれた。カギがないと墓地の中に入れないらしい。
縁もゆかりもないが内藤家墓所探検。
四メートルを超すほどの墓塔、供養塔や石仏などが百体以上が整然と並ぶ情景は壮観というよりは異な雰囲気。初代お殿様と奥方様から数えていったい何代まで続くのだろうと思うほどにたくさんの巨大な塔が立ち並んでいた。

帰りがてら材木座海岸をのぞいてみたけれど、台風10号の影響もほとんどなく、たくさんの家族連れが波と戯れていた。ちょうど昼時だったから、駅まで引き返して静雨庵でミソラーメンを食って、ヨレヨレの客人ともども早々にタクシーで帰宅した。

photostream :
https://www.amazon.co.jp/photos/share/UYgYyE4FAwnoGZEFw1dsizGgt3L7NX5b6UWJnUNBDDb


2019/08/11

夏 ボケ

けさセミの幼虫発見。
いまかいまかと夕方まで観察していたらもぬけの殻だった件。


2019/08/10

来たぞ……!

バタバタと時間をおかずスパムメールの4連続じゅうたん爆撃。
今度はマイクロソフトを名乗った、どうみても本物としか思えないメール。
パスワードをリセットしてください、という身に覚えのない内容なんだが、よくよくチェックしてみたら、クリックしてとばされる先がとんでもないところだったゾ。
クリック現金、いや厳禁。

2019/08/07

いまそら




ふと気がついたら居間がなんだか赤く染まってるな、と。
で、空を見上げたら………!
いま気がついた。

2019/08/06

全英女子オープン

ゴルフをやめてかなりたつ。
………とえらそうにのたまったけども不肖佐助庵いわゆるダッファーの極まり、すなはちヘボゴルファーの極まりだった。一向に上達しないからすっぱり足を洗っただけのことなんだけどね。

渋野日向子選手の全英女子オープン優勝の快挙には感激した。
とりわけ最終日、最終組、最終ホールのあの強気のロングパットにはビックリした。
あんなにあっけらかんと入れられてしまったのでは歴戦のライバルたちもお手上げだろう。
久しぶりの個人的快哉だったな。

当節すっかりゴルフとは無縁となってしまった不肖佐助庵の耳に入ってくるのは「ほぼ毎日ゴルファー」のS崎〈仮名)の嘆き節とヘタクソな替え歌ばかり。
写真は大むかし、S崎〈仮名)らと朝いちで沖縄に向かいワンハーフやって一泊、翌朝美ら海水族館みて帰ってきたときのワンショット。ラウンド中に撮られた写真がゴルフ週刊誌に載ってプロにスウィングの解析をされたのだったが、なにを言われたのかはゼンゼン覚えていない。


2019/07/26

金継ぎ

たいしたマグカップではないのだが、ずいぶん以前にヒビを入らせてしまっていた。
使い慣れたカップだから、横着してしばらくコーヒーがじわーっと漏れてくるのをだましだましして使っていた。

けっこう割れた茶器などを自分で補修している好事家もいるらしいのだが、業者に金継ぎを依頼することにした。
欠けとヒビの補修であわせて四千円。ま、とりあえずは値段相応のできあがり、か。
補修には漆なんかも使っているらしいから五日間ほどは静置しておかなければいけないと注意書きにあった。
二十年ぶりの復活なのだが、口のまわりがかぶれたら大変だ、梅雨が明けてスッキリした頃に………。

2019/07/22

マ ム シ

梅雨空が続きます。
サマーゲレンデ特集の原稿締め切りに追われて尻に火がついた編集部の依頼で、雨天強行、曇天決行のスケジュールで撮影にいってきた。奥美濃白鳥や群馬、新潟方面へとドサまわり。

某日、某所〈特に名を秘す〉、特別に許可をもらって営業開始前の早朝にサマースキーイングの撮影をしていると、白いブラシのスロープをニョロニョロとマムシが蛇行していた。けっこう腹がふくらんでいたからどこかでメシにありついたあとだったのかもしれない。
ビビる不肖佐助庵には目もくれず、マムシは悠々とスロープを横切っていって草むらに消えた。
子共の頃、悪童たちと近くの山に遊びに行ってマムシを捕まえると、その場で開きにし、木の枝に串刺しにして焼いて食ったのを思い出す。白身の魚みたいな食感だったのだが、小骨が多くて食いにくかったのを思い出す。マムシを間近に目にしたのはその頃以来。突然タイムスリップして子共の頃に戻ったような気持ちになって、一瞬胸が躍った。

2019/07/19

瀬をはやみ〜

summer came.
summer has come.
summer is coming.

どうでもよいが、早く来てくれーッ、と小一時間………
チョウチョウ待ちきれず佐助庵を徘徊し
灰色の空を見上げておもわず「梅雨あけろーッ」とぞおもう

(スイマセン、馬生の崇徳院聞きながらつぶやいてしまいました)

2019/07/10

てくてく歩いて鎌倉花火大会

半年ぶり、スキーグラフィックの編集長だった守屋さん(仮名)のお誘いで江の島のすばな通りにあるGallery-Tで開催中のカガワタクヤ・ヤスコさんの作品展に行ってきた。南の島を舞台に自然や生物をテーマにした作品展。渚に流れついたビーチグラスをつかったアートやクジラをテーマにした水彩。
………なのに不肖佐助庵、無粋なことにあたまに思い浮かぶのはクジラ肉のステーキやベーコンのことばかり。WWFのメンバーでもあるカガワさんもきっとあきれていたことだろう。

ちょうど頃合いだったからそのまま鎌倉花火大会を見に行くことにした。………のだが、江ノ電はギューギュー詰めのチョー満員電車、日本のオヂさんにとっては悪夢の通勤電車状態なのだが海外から訪れたYOUたちにとってはなかなか経験のできない押し合いへし合いのすし詰め電車。みんなキャーキャー喜んでいた。どうにも身動きできないから会場からちょっと離れた稲村ヶ崎に降りて歩いて行くことにした。
去年はどんよりとした厚い雲が下りてきて最悪の花火大会だったのだが、きょうは雲もなく、風も北の方から吹いていたから由比ヶ浜につめかけた大勢の見物客にとっては近年になく最高の条件の花火大会だったろう。

2019/06/30

こ、こんなところに………!?

一年のうちの節目時、ちょうど半年が過ぎたきょう鶴岡八幡宮の水無月の大祓に行ってきた。
夜半の雨もやんで降りそで降らないビミョーな天気。エイヤーッと傘を持たずにてくてく歩いていざ大祓。

きょうは市役所前の御成トンネルをくぐって市中に出たのだが、トンネルのそばの諏訪神社に挨拶をして、ふとトンネルの方を振りかえったらあじさいが見事なほどに咲き誇っていて、トンネルの上から垂れ下がっていた。なんでこんなところに、と思ったのだがまちがいなく野生だろう。
この半年で身についてしまった罪や穢れを祓い去って、次の半年間を健やかに過ごせるようにと大祓詞を読み上げて大祓をすませ、御神酒を頂戴して帰途についた。
途中腹のムシがググーと鳴って、ちょうどいい頃合いだったから不動茶屋にラーメンを食いに立ちよった。日曜日だし、ちょうど昼メシ時だし、混んでるだろうなあと思って戸を開けたら、あにはからんや客は不肖佐助庵たったひとり。のんびりと醤油だれのしみこんだチャーシューと半熟卵を味わった。途中から客が続々と入ってきたんだけどいいタイミングだった。

きょうはむしてるから蛍が出て来そうだなあ、と思いながら近くを流れている扇川という小川沿いを歩いた。この川は源氏山から流れきて、小町の真下を通って滑川に合流して海に注ぐ清流。すると将元〈よしもと〉という和食屋のそばに看板がぶら下がっていた。ウナギやモクズガニがいるから大切にしましょうね、という看板。しかもウナギに名前までついていた。なに?こんなところにウナギかよ?とおもってしばらく川をのぞき込んでいたら将元の大将が出てきて「沢山いるよ」と教えてくれたのだが、ウナギの名付け親はきっと大将に違いない。けっきょくモクズガニはたくさん岩の隙間から顔をのぞかせていたんだけどウナギにはお目もじがかなわなかった。
帰りは佐助隧道を通って、と思い閑寂な邸宅が並ぶ通りをしばらく歩いていたら古我邸というフレンチのそばで「Cuddle Coffee」というなかなか贅をこらした木製のキッチンカーの移動カフェが開いていた。よくぞこんな人通りの少ないところで、とおもってコーヒーを煎れてくれた女性に尋ねたら、結婚して梶原に住んでるのだけどここは実家の前です、と。子供がいるから土曜日と日曜日だげここでカフェを開いているのだそう。コーヒー豆の焙煎も自分でやっているというなかなかの本格派。初めてだったから「鎌倉ブレンド」という350円のコーヒーを飲ませてもらったのだが、これなら倍の700円払っても惜しくはないと思うほどに上品でまろやかなコーヒーだった。
よし、今度は豆も売ってもらおう、と思ったのだがこれは一週間待たなくてはいけないなあ。

photostream :
https://www.amazon.co.jp/photos/share/DI9ytbQ7W4HRJvdxyBtqJxSUZf0I9tZON1dfzo78n84

2019/06/25

雨躍る

きのう朝からすがすがしいといってよいほどにザーザーと雨降りだったから、源氏池のハスはいかがなものか?と片手に傘をさして、片手にコンデジを持って外に出た。こんな日には水玉の躍るハスの大きな葉がおもしろい。
きょうはいつもと違ったコース、佐助隧道をくぐって鶴岡八幡宮へ向かった。
………なのに、不肖佐助庵、中世の鎌倉グルメという見出しにひっかかって柄にもなく隧道を出たところにある鎌倉歴史文化交流館というところに寄り道し、雨に濡れている寿福寺もいいなあと寄り道し、岩窟不動尊(いわやふどうそん)にまで寄り道してしまった。ついでだから不動尊のそばにある不動茶屋でラーメンをと思ったのだが、まだ営業前だった。

ここのラーメンは和風ダシのきいたつゆがけっこうクセになって、とりわけタレの味が染みたチャーシューが絶品なんだが、おかみさんにチャーシューを持って帰りたいとお願いしたら、速攻で「だめよ!」といわれた。以来チャーシューが懐かしくなったらここでラーメンをすするしかない。

ようやく着いた源氏池はハスの葉で覆い尽くされているのだが赤いハスの花は一輪、二輪………。平家池の白いハスも一輪、二輪………。出直しだな。

帰りにその辺で昼メシを、と思ったのだが、小町界わいはいろんな国から来たYOUたちや遠足の子共たちで混雑の極まり。佐助隧道のそばにある雲母という甘味処には雨中あいかわらずの行列。入ったことはないのだが、きっと小一時間は待たされるんだろう。

ああ、また昼メシを食いそこねてしまった。

photostream :


2019/06/18

あじさい群生






こないだ谷(やつ)の鬱蒼とした森の中、生い茂った草や木をかき分けながら右に左に、上ったり下ったりさまよい歩いていたらいきなり視界が開けた。
考えられないほどに急な斜面にあじさいが群生していた。
しばらくの間そこに立ちつくしてしまった。

2019/06/12

雨上がり江ノ電

「おまいさん佐助で暮らしてるってえのになんで江ノ電の写真がねえんだよ」

「すいません、頃合いを見計らってコンデジ持って何度も線路際まで伺ってんですがね……」
「平日なのに高級デジ一眼持った撮り鉄の方がいっぱいいて、小心者なもんで写真撮れないんですよ」
「なんか踏切んとこにガードマンもいたんですが、はんばあきらめ顔してましたよ」

「……なので不肖佐助庵、出勤する方々を横目にけさ始発電車を撮ってきました」
「雨上がりで、さすがに人っ子一人いなかったんですがね……、これでご勘弁を」

photostream :
https://www.amazon.co.jp/photos/share/WLuzRQzkTAKXtzGA7LMcDKo27jYiHSJY64d11412ssK

2019/06/09

佐助界わいあじさいストーリー

「ほぼ毎日」ゴルファーのS崎(仮名)が耳にしたらムスッとするだろうが、気持ちの良いほどに梅雨空が続きます。
きょうも雨が降ったりやんだり………。
食い物調達の行き帰り、傘をさしながら佐助界わいあじさいストーリー。

photostream :
https://www.amazon.co.jp/photos/share/TI53Lg2TcXkz9FPaZEAw18a4IYyDZ2z9wb06G2sOzWN

2019/06/05

ほっこり、とナ

 二年間放っておいたひめあじさいがきれいな青に染まった。
一輪だけ挿して居間においてみた。

このあとは墨田の花火、続いておかめあじさいが、しばらくの間殺風景な佐助庵を彩ってくれる。

2019/06/03

夏越の舞 −葛原岡神社例大祭−

六月最初の週、葛原岡神社の例大祭。
きょう胸突き八丁のあの急坂をハアハア、ゼーゼーと息を切らせながら上り、神前祭と墓前祭に行ってきた。
鎌倉幕府に捕らえられた後、687年前のきょう、志半ばにしてここ葛原岡に散った日野俊基の霊を弔った。
 ………と、神前祭が終わった後、タイムスリップした新田義貞かと見まがう甲冑を身にまとったひとりの武士が参拝していた。鎌倉での節目節目の行事に数人の武将や女御とともに参列する鎌倉もののふ隊の隊将、鎌倉智士さん。きょうはめずらしくひとりでご出陣だった。

photostream :


2019/06/01

美味!

ニセコで暮らしている巻沙織(仮名)からアスパラガスとベーコンが送られてきた。
巻沙織(仮名)は大東文化大スキー部出身、卒業後スキーグラフィック編集部に入った頃からの仕事仲間だった。
毎年オーストリアのシュラートミンクで開催されるアルペンスキーのワールドカップ取材時にお世話になっていたラムサウ在のグロースエッガー久美子さんの後輩。
退社後は故郷のニセコでアドベンチャーやスキーのツアーを主宰しているなかなかのキャリアウーマンだ。

さっそくキャベツと玉ねぎも加えてアーリオオリオペペロンチーノ佐助庵スペシャル。
先日のいなりもうまかったが、きょうのパスタもアスパラのスパイスがビシッと主張していて限りなく美味だった。

「マキ(仮名)ありがとう、ごちそうさま!」

2019/05/31

浄智寺から葛原岡神社へ

きのうあまりにもカラッとして気持ちよい日だったから思いたって北鎌倉の浄智寺から葛原岡へ上るルート、葛原岡ハイキングコースを歩きまわってきた。

出かける前に北鎌倉駅のすぐ横にある光泉へ電話して昼メシにといなり寿司の折り詰めを発注して駅につく頃に受け取れるように手配した。というのもいかにも商売ッ気のないここのおやじ、とびこみで行ってもすぐには売ってくれない。そのかわり予約した時間に伺うとどんなに人がたくさんいようときちんとできたてのいなりを出してくれるんだが、ま、いつ行っても無愛想の極まり。
だがいなり寿司はウマイ。
昼メシをどこで食おうかと思案しながら歩き始めるうちに東慶寺。江戸時代には駆け込み寺、縁切り寺として名をはせた寺なんだが、野外学習なのか大勢の子共たちが元気にバタバタと駆け込んでいた。なので東慶寺はまたの機会にと隣の浄智寺、ご本尊の三世仏にお参りし、布袋さまの腹をなでて元気をもらってから山道に入りこんだ。いつも撮る定番の浄智寺の情景を撮るときに、ちょうど居合わせたお寺のおねいさんにお願いしてガラス戸を閉めてもらって写真を撮った。
しばらく浄智寺横になだらかに上る坂道を歩くと、寺の裏手のあたりに「宝庵」という民家風の茶室や「たからの庭」という陶芸とかいろんな講座が開かれている森の中の広場があるのだが、不肖佐助庵、未だおだやかな心持ちになることもできないから寄ったことがない。
大木の細い根っこがくねくねと網の目のように張りめぐらされている山道に入り込み、よたよたとひたすら上っていると左手にちょっとした切通があらわれた。が、先の方が急な斜面をトラバースしてゆく細い道になっているらしく進入禁止。よくわからないが方向的には海蔵寺のあたりに続いているようだった。

なおもしばらく上ってゆくと、峠のあたりに大きな岩と石碑が現れた。天柱峰といって浄智寺を開山した偉いお坊さまが谷(やつ)の風景をいつも眺めていたということなのだが、いまはもう樹木が大きく生い茂ってしまっていて遠くの風景はまったく見えなかった。
ここからはいくぶん下り気味にアップダウンを繰り返して、やがて葛原岡神社の横に出てきた。この神社は鎌倉幕府と敵対した帝の側近として討幕計画に参画し、後にとらえられてこの地で処刑された日野俊基を祀る神社。来週、日野俊基の命日に例祭がおこなわれるらしいから出直してこようかと思う。
うちまでひたすら下り道を下って十分とかからないのだが、神社の前がちょっとした広場になっていてベンチやテーブルがおかれている。やわらかい陽射しを浴びながら遅めの昼メシ、いなり寿司を食った。
ああ、じょんのび、じょんのび。

これで山歩きは終了。
途中、銭洗弁財天によっていこうかと思ったのだが、ここもノート片手に子共たちが元気に駆け回っていたから一礼してそのままうちに帰った。