ラベル white circus の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル white circus の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2021/01/12

急転直下!


今週末ヴェンゲンで開催予定だった3レースのうち滑降と回転、それぞれ1レースは急遽もうひとつのクラシックレース、ハーネンカムが開催されるキッツビュール(AUT)へリスケジュールされることになった。
FIS(国際スキー連盟)、オーストリアスキー連盟、ハーネンカムレースの主催者であるキッツビュールスキークラブ、ORF(オーストリア国営放送)、などとの調整による。

新しいプログラムは以下の通り
1月16日(土) 回転 ←91.Lauberhorn Wengen
1月17日(日) 回転 81.Hahnenkammrace
1月22日(金) 滑降 ←91.Lauberhorn Wengen
1月23日(土) 滑降 81.Hahnenkammrace
1月24日(日) スーパー大回転 81.Hahnenkammrace

2020/10/16

混沌のホワイトサーカス2021

アルペンスキー史上最も伝統と格式を誇るスイスのベルナーオーヴァーラント地方の名勝、ウェンゲンで来年の一月に開催されるラウバーホルンレース、組織委員会からけさメールがあった。

やはり、というか新シーズンのWC開催めぐって大混乱……。

<以下ヴェンゲン組織委からのメール抜粋>
「スイスで開催されるアルペンスキーWCは原則観客なしで開催」
スイススキー連盟、スイスWC各会場の組織委員会はFIS国際スキー連盟と協議を続けてきたが、スイスで開催される来シーズンのアルペンスキーWCは原則として観客なしで開催することを決定した。
サンモリッツ、アーデルボーデン、ヴェンゲン、クランモンタナ、レンツェルハイドで開催されるアルペンスキーWC、それにエンゲルベルクで開催されるジャンプWCも含めてすべて無観客。表彰式もなし。
フィニッシュエリアのグランドスタンドは設置されず、会場周辺の交流サイトも廃止。
<以上>
……さみしいネ。

とはいえ、レースの会場は広大なアルプス山中にあるスキー場。まさかスキー場を完全にクローズして、というわけにはいかないだろうから遠目に観戦することはできるかもしれない。

隣のオーストリアはといえば、あすとあさってソールデン(ゼルデン)のレッテンバッハ氷河で男女WCの開幕戦、大回転が開催されるのだが、とりあえず無観客。
クラシックレースが開催される一月のスケジュールに関してはこれから決定されるようだ。

キッツビュールで開催される伝統のハーネンカムレース、例年隣のザルツブルクに本社をおくRed-Bullから莫大な運営予算をもらってきたからかなり影響が大きいだろう。

2020/07/05

梅雨のまにまに……

さがしものがあって本棚をがさごそやってたら、思いもかけないものが出てきた。
これもずいぶん探し続けてはいたのだがずっと行方不明だった。
11年前、2009年のキッツビュール、ハーネンカムレースのプログラム。
きっと前の年のハーネンカムレースで撮られたショットだろう。
右脇にネット、後ろに電柱、さらに後方には森が見えるから、有名なハウスベルクカンテというジャンプに入る前の高速ターンを撮っていたときのシーンだろう。
もちろん自分が写真を撮られていることなんぞつゆほどにも知らない。
p.ヒンターゼアの若おかみ、カースティンに言われて初めて知ったくらいだった。
調べてみたら2008年の1月18日におこなわれたキッツビュールWC、ハーネンカムレースのスーパー大回転。晴れたり曇ったり、時折ガスが流れるいやな天候で、H・マイアーやB・ミラーといったこわもての猛者たちを向こうにまわして勝ったのはリヒテンシュタインのマルコ・ビューヒェルという老練。このときなんと36歳で、当時のWC史上最高齢の優勝だったと。
(後にスイスのD・クーシュが37歳で優勝して更新してしまったのだが……)

……とドタバタしてる間にけっきょく肝心の捜し物は見つからなかった。
また後日だなあ。

2020/03/12

続続 混沌の白いサーカス

やはり、といおうか、夕方FISからメールが入った。現地時間の朝10時前の発信。
スロヴェニアのクラニスカゴーラで開催予定の男子最終戦としてセットアップされた2レースはあっさりとキャンセルされた。

結局男子サーキットも先週土曜日にノルウェイのクヴィートフィエルでおこなわれた滑降レースが終わった時点でジ・エンド。
思わぬ総合優勝が転がり込んで呵々大笑したのはノルウェイの中堅どころ、アレクサンダーオーモット・キルデだった。
2位フランス、アレクシイ・パンチュロウ、3位ノルウェイ、ヘンリック・クリストファション。
2位も3位もクラニスカゴーラの2レースで十分すぎるほどに逆転優勝の可能性があったわけで、あまりにもあっけない、残酷な幕切れだった。

続 混沌の白いサーカス

白いサーカス、アルペンスキーWCサーキットは北イタリアのコルティナダムペッツォの最終戦キャンセルをうけて、女子はスウェーデンのオーレ、男子はスロヴェニアのクラニスカゴーラのレースをもってシーズンの締めくくりとなるはずだった。ところがその女子のレースもスウェーデン政府とオーレの保健当局の勧告によってキャンセルする、と昨夜FISからメールがあった。
なんといったらいいのだろう………。

結局女子サーキットは二週間ほど前にモンブラン(イタリアではモンテビアンコという)の近くにあるイタリアのラ・トゥイールでおこなわれたスーパー大回転のレースが事実上の最終戦となってしまい、そのレースで優勝し、女子総合ランクのトップに躍り出たイタリアのフェデリカ・ブリニオーネが夢を叶えることとなった。1980年代に活躍したトップスラローマー、マリアローザ・クアリオの愛娘だ。
M・シフリンのV4奪取の決意は叶うことがなかった。

残る男子サーキットは今週末。
無観客で開催されることは決定しているのだが、果たして………?!

2020/03/10

混沌の白いサーカス


3月5日、三年連続して総合優勝を果たしているミカエラ・シフリンがWCレースに復帰するためにスウェーデンのオーレに向かうことを決意した。。シフリンは、2月2日に急死した父親、ジェフ・シフリンの死を悲しみ、1ヶ月以上WCレースをキャンセルしてコロラド州の自宅に帰っていた。ツアーから離れてはいたけれど、自宅近くのヴェイルやアスペンでトレーニングだけは続けていたようだ。

3月6日、FIS(国際スキー連盟)は北イタリアにある名勝コルティナダムペッツォでのWCファイナルはコロナウイルスが急速にまん延しているためにキャンセルすると発表した。
総合優勝と種目別タイトルは、今週末の14、15日に行われるオーレ(SWE)の女子レースとクラニスカゴーラ(SLO)の男子レース後に決定されることになった。

3月8日、イタリア政府がコロナウイルス感染者の多い北イタリアの地域間の移動を原則として禁止し、事実上北イタリアを封鎖した。対象地域にはミラノやヴェネツィア、コルティナダムペッツォ、それにスキーブーツの一大生産地モンテベルーナの村などが含まれていた。

そしてきょう3月10日になって、事実上の男子レース最終戦となってしまったクラニスカゴーラでのレースは無観客で開催されるとFISからメールがあった。これはすべてのスポーツイベントは観客の立ち会いなしで行われなければならない、というスロベニア共和国公衆衛生省の決定のようだ。

白いサーカスが揺れている。

2018/09/13

OMG!

オーマイガッ
ナンテコッタ……!

写真データをいじっていたら過去のワールドカップ、世界選手権、冬季オリンピックの全写真データをまとめて保存していたHDDが突然ブッ飛んでしまった。
いうなれば不肖佐助庵の全財産ダ。不眠不休の復旧作業をかけて(あ、一晩だけチューリヒから帰国中のノンさんたちと飲んだ帰りに電車の中で眠りこけちゃったけどね…)ようやく一部の写真データを復活させた。

あとはあちこちのHDDやオンラインにバラバラに二次バックアップをとってあったデータをまとめて再び完全なデータにまとめ上げるだけ。
……というわけでおおむかしからのHDD十数台を引っぱりだして悪戦苦闘が続いたのだった。
バラバラに点在している写真データをチェックしながらピックアップしたのがここ数日アップしていた落書き帳シリーズ。
お目汚し、ご容赦、ご容赦。

十数年ぶりに古いHDDから拾って目にしたこの写真は15年ほど前、鎌倉花火大会の日に川端絵美を拙宅に招待、居合わせた悪友たちと絵美の結婚報告記者会見をでっち上げたときのショット。急遽紀ノ国屋でひまわりの花束をアレンジしてもらったのだった。あ、ひまわりの花に深い意味はない。たまたま夏だったからね。

2018/09/08

コルティナグラフィティ

コルティナダムペッツオ、セストリエール、アルタバディア、ボルミオ、トリノなどなど
イタリアの落書き帳


2018/09/06

コロラドグラフィティ

コロラド州のアスペン、ヴェイル、ビーバークリークと
ユタ州にあるパークシティ、ソルトレイクシティ の落書き帳


2018/01/24

ザ・ナイトレース − Schladming −(1/26追記)

平日の火曜日だというのに数万の観衆が押しよせるというシュラートミンク名物「ザ・ナイトレース」。暖冬のせいかどうかはわからないが、ことしはいくぶん観客が少なかったような気がする。それでもザルツブルクから、インスブルックから、バスを連ねてやって来た観衆の熱気が冷めることはありません。

レースは、またもやヒルシャーとクリストファシェンの一騎討ちの様相。だが2本ともラップを奪取したヒルシャーの「貫録」勝ち。……なのだがオヤジのフェルディナンドの前では怪物ヒルシャーもやはり人の子にもどるのかな。

ところがクリストファシェンの2本目に、観客のだれかが雪つぶてをぶつけたらしく、興奮したクリストファシェンがTVカメラに向かって、オーストリアスキーチームのコーチに、猛抗議したのだが、なんとなくそのまま。なぜならばここシュラートミンクはヒルシャーの生まれ故郷の近く。あきらめたクリストファシェン、今度は強烈なシャンパンシャワーでヒルシャーに意趣返し。とうとう最後は二人で鬼ごっこが始まっちゃった。ほんとにこの二人はいつ見ても仲の良い兄弟みたいだ。

オーストリアスキー連盟会長の顔もほころびっぱなしです。

1/26 追記
– The Associated Press
翌日になって、8日に就任したばかりのハインツ-クリスティアン・シュトラーヒェスポーツ相がヘンリク・クリストファシェンに謝罪した。
スポーツ相はこの事件を「オーストリアのイメージを傷つける深刻な不公平な行動だ」と声明を発表し、「クリストファシェンには、スポーツの公正性を気にするすべてのオーストリア人を代表して謝罪します」と述べた。

ヒルシャーに0秒39差で敗れたクリストファシェンではあったが「雪つぶてで一瞬気が散ったけれど、レースの結果には影響していない」とコメントしていた。

2018/01/22

エルンスト! − Kitzbühel −

だいたい大会期間中にずーっと雪が降り続いたら、大会が終わった翌日はカラリと晴れ上がる、というのがおおむねフォトグラファーにとっての世の習い。だが今シーズンのキッツビュールはそうではなかった。ハーネンカムが終わってもあいかわらず湿った雪が降り続いています。

朝、シュラートミンクへ向かおうとペンションヒンターゼアを出たとたん、ご隠居のエルンスト・ヒンターゼアとばったり会った。
なにを隠そうエルンストは1960年にアメリカの西海岸、スコウヴァレイで開催された冬季五輪で大回転で銅メダル、回転で金メダルを獲得した、伝説のレーサーなのであります。
周りには誰もいないし、恥ずかしながら生まれて初めてスマートフォンで自撮りしました。エルンストと。なのに二人とも視線があらぬ方向を向いている………!。

2018/01/21

雪降り積む − Hahnenkamm SL / Kitzbühel −

大雪のハーネンカム回転。
今季回転6戦5勝、常勝M・ヒルシャーにようやく土がついた。
H・クリストファシェン今季初勝利。
なにせ初戦を除く第2戦以降常にヒルシャーの後塵を拝すしかなかったのだから、クリストファシェンのストレスもそろそろマックス。乾坤の快走で、これでハーネンカム回転2度目の制覇となった。3位にはスイスの新人ダニエル・ユール。きのうの勝者ドレッセンと同い年の24歳です。

レース前に石井智也のチューニングサポートをしている伊東裕樹さんとハンス・ヒンターゼア。ハンスは日本で開催されたWCサーキット、苗場の回転と富良野の大回転で優勝しています。

もう一枚スナップショット。ヒルシャーの写真を撮っていたら近寄りすぎてゴーグルに佐助庵が写りこんでしまった。よってこの写真はボツ。

2018/01/20

伏兵 − Hahnenkamm DH / Kitzbühel −


なんと!ハーネンカムの華、滑降のトロフィを無名のニューカマーが掌中にしてしまった。しかもB・フォイツとH・ライヒェルト、二人の練達を両サイドに従えて、だ。

78回目のハーネンカム滑降を制したのはドイツのトーマス・ドレッセン。弱冠24歳の新鋭。表彰台に上がったのが今季ビーヴァークリーク滑降の3位が一度あるだけ。強調するわけではないが、まったくノーマークだった。

2018/01/19

スーパー大回転エピローグ − Hahnenkamm / Kitzbühel −

もろもろの変更が一度決定したらことは早い。
雪が降り続いてはいるけれど、1時カッキリにレース開始。2時間ほどで71人のレーサーが滑り降りた。

本番が終わってみれば、死んだふり作戦が功を奏したか、強豪たちが見事なくらいにピタリと定位置を席巻した。
氷と湿雪と乾雪が入り混じったコースは極めて難しい。熟練のスキーテクニックが必要だったということもまた事実といえましょう。
トップを奪取したのはノルウェイのA-L・スヴィンダル、以下K・ヤンスルード、オーストリアからM・マイヤー、H・ライヒェルトと続いた。

 ジャパンから出場した須貝龍は、突如コースを覆ったガスに視野を奪われ、コースを外れるも、52位。

レースが終わった頃になってようやく青空が顔をのぞかせた。
明日はハーネンカムの華、滑降です。

スーパー大回転プロローグ − Hahnenkamm / Kitzbühel −

今日から78回を数えるハーネンカムレース本番です。
まずはスーパー大回転。
今日も朝からなかなかの雪降りが続いているのですが、それでもオンコースに出るべく準備をしていたらOKからショートメッセージ。早朝からコースチェックをしていたジュリーの決定によるレースプログラムの変更だった。
内容は
天気予報とコース状態により、ハウスベルクカンテからフィニッシュまでのコースセクションは使用できない
●今日のSuper-Gスタートを滑降コーススタート直後の「マウスファーレ」に設定、フィニッシュラインをヨーロッパカップと同様ハウスベルクカンテ上部のOberhausbergに配置する
●11時半スタートを13時に順延
……とありました。
要するにきのうの滑降トレーニングとほぼ同じコースでスーパー大回転を実施するというものです。
長年ハーネンカムレースを撮影してきましたが、こんな事は初めてです。
昼過ぎには天候が回復してくれると良いのですが……。
昨夜はキッツビューエルスキークラブ主宰のメディアディナーにいってきた。
街の人気レストランを借り切ってのディナーパーティ、ペンタフォトやZOOMと同じテーブルについたのですが、久しぶりにおめもじ、マリアローザ・クワリオも同じテーブルだった。1980年代に活躍した名スラローマー。WCサーキットでも数度優勝を果たしているのだが、なによりも、先週バートクラインキルヒハイム女子スーパー大回転で優勝、滑降で2位に入ったフェデリカ・ブリニオーネのお母さんですね。