2018/01/19

スーパー大回転エピローグ − Hahnenkamm / Kitzbühel −

もろもろの変更が一度決定したらことは早い。
雪が降り続いてはいるけれど、1時カッキリにレース開始。2時間ほどで71人のレーサーが滑り降りた。

本番が終わってみれば、死んだふり作戦が功を奏したか、強豪たちが見事なくらいにピタリと定位置を席巻した。
氷と湿雪と乾雪が入り混じったコースは極めて難しい。熟練のスキーテクニックが必要だったということもまた事実といえましょう。
トップを奪取したのはノルウェイのA-L・スヴィンダル、以下K・ヤンスルード、オーストリアからM・マイヤー、H・ライヒェルトと続いた。

 ジャパンから出場した須貝龍は、突如コースを覆ったガスに視野を奪われ、コースを外れるも、52位。

レースが終わった頃になってようやく青空が顔をのぞかせた。
明日はハーネンカムの華、滑降です。

スーパー大回転プロローグ − Hahnenkamm / Kitzbühel −

今日から78回を数えるハーネンカムレース本番です。
まずはスーパー大回転。
今日も朝からなかなかの雪降りが続いているのですが、それでもオンコースに出るべく準備をしていたらOKからショートメッセージ。早朝からコースチェックをしていたジュリーの決定によるレースプログラムの変更だった。
内容は
天気予報とコース状態により、ハウスベルクカンテからフィニッシュまでのコースセクションは使用できない
●今日のSuper-Gスタートを滑降コーススタート直後の「マウスファーレ」に設定、フィニッシュラインをヨーロッパカップと同様ハウスベルクカンテ上部のOberhausbergに配置する
●11時半スタートを13時に順延
……とありました。
要するにきのうの滑降トレーニングとほぼ同じコースでスーパー大回転を実施するというものです。
長年ハーネンカムレースを撮影してきましたが、こんな事は初めてです。
昼過ぎには天候が回復してくれると良いのですが……。
昨夜はキッツビューエルスキークラブ主宰のメディアディナーにいってきた。
街の人気レストランを借り切ってのディナーパーティ、ペンタフォトやZOOMと同じテーブルについたのですが、久しぶりにおめもじ、マリアローザ・クワリオも同じテーブルだった。1980年代に活躍した名スラローマー。WCサーキットでも数度優勝を果たしているのだが、なによりも、先週バートクラインキルヒハイム女子スーパー大回転で優勝、滑降で2位に入ったフェデリカ・ブリニオーネのお母さんですね。

2018/01/18

滑降トレーニング − Kitzbühel −

前夜来の湿った雪が積もった「シュトライフ!」滑降コース。コース保護のため、スタートを下げて、ではなくてゴールをオーバーハウスベルクという地点まであげた短縮コースでのトレーニングとなった。もちろん本番では絶対にあり得ないセットアップといえましょう。

ラップを奪取したのは無名ながら10年目の大ベテラン、イタリアのマッテオ・マルサーリア。2位にも初めて耳にするフランスのブリース・ロジェ。先週のラウバーホルン滑降のチャンプ、ベアト・フォイツや、アクセルルンド・スヴィンダル、ドミニク・パリス、ハンネス・ライヒェルトといった強豪は軒並み10番前後から30番前後、とさながら全員足並みをそろえて「死んだふり」だった。
  いよいよ明日から78回目のハーネンカムレース本番、まずはスーパー大回転です。

2018/01/16

ペンションヒンターゼア − Kitzbühel −

いよいよ78回目のハーネンカムレース。

すっかりキッツビュールでの定宿となってしまったペンションヒンターゼアに入ると、いつにかわらずあたたかく迎えてくれるあるじのグイドとカースティン夫妻、それにもまして部屋に入ると、大きな写真フレームの中から御大のエルンスト・ヒンターゼアやトニー・ザイラーが微笑みかけてくる。
まことにもって我が家にいるようにくつろいでしまいます。
潤沢な積雪というわけではないが、滑降コース「シュトライフ!」のコース整備は万全。
初日の今日16日は第1回目の滑降トレーニング。下り坂の天候を考慮してスタートを1時間早めた。
トップを奪取したのはC・インナーホッファー。ちょうど1年前のハーネンカムスーパー大回転で2位に入った。
日本の須貝龍も出場したのだが、スタート直後にランをやめてしまった。体調不十分なのかもしれない。
メディアセンターに帰ると、プレスシェフのヴォルフガングが「明日のトレーニングランはキャンセルだよ」と教えてくれた。

ところでペンションヒンターゼアのすぐ横をハーネンカム滑降のスタート地点まで上るゴンドラが通っていて、そのゴンドラには歴代のハーネンカムレースの勝者の名がひとりひとり誇らしくペイントされています。
もちろんNo.1のゴンドラにはキッツビュールの誇る偉人、トニー・ザイラー。ヒンターゼア家もエルンストとハンス、父子二人の名前があります。
ことしの新顔は昨季ハーネンカム滑降を制したD・パリス。
毎年7月頃には新勝者を招いて、新たにペイントされたゴンドラをお披露目するのだが、78回を数えるハーネンカムから、どんな伝説が生まれるだろう。
毎シーズンのことながら胸がおどる。

2018/01/14

イタリア! − Bad Kleinkirchheim L-DH −

いまを盛りのゴッジアが勝ったのはわかる。きのう勝ったばかりブリニオーネが2位に入ったのもわかる。
でもね、まさかファンキーニまでが3位にとびこんでくるとは!
2013シュラートミンク世界選手権DHで銀メダルを獲得したナディア・ファンキーニ、サーキットでは2シーズンぶりのお立ち台登場。
イタリアはこの完全勝利を、ガンと闘病中のナディアの姉、エレーナに捧げた。
狂喜乱舞のイタリアチーム!
イタリアのフォトエージェンシー、ペンタフォトのマルコとジオまでが仕事を放り出してチームといっしょに写真におさまっちまった。
しょーもない!

一方ピョンチャンを虎視眈々と狙うUSスキーチームのリンゼイ・ヴォン、滑降のコースコンディションもままならない情況に警戒しすぎたのか27位という超平凡なタイム。過去何度も膝の故障と壮絶な闘いを繰り返してきたヴォンにしてみれば、ビッグイベント直前の当たり前のレース対策だったのかもしれない。

2018/01/13

いいなあ - L-SG Bad Kleinkirchheim -

Bad Kleinkirchheim(バートクラインキルヒハイム)はあたまに”Bad”とつくだけあって温泉保養地、観光地。
なので観光客はのんびりと露天風呂につかってWCレースの観戦です。

きょうの女子スーパー大回転を制したのは、母親のマリアローザ・クワリオ譲りの美貌を誇るフェデリカ・ブリニオーネ。スラローマーだった母親とはちがい、どちらかというと高速系に強いレーサー。2位にラーラ・グート、3位にはコーネリア・ヒュッター。今季絶好調、3人のビューティがお立ち台に上がった。

どんよりとした空模様ではあったけれども、フォトジェニックなバートクラインキルヒハイム女子スーパー大回転。

よかったなあ。

2018/01/12

滑降トレーニングキャンセル

天気はいいんだけどね………。
温かいせいで雪が柔らかくなって滑降コースのセットアップもままならない。
よって本日の滑降トレーニングはコース保護のため、滑降スタート地点からスーパー大回転のスタートまで、という前代未聞の苦肉策。
日曜日開催予定のスーパー大回転を土曜日に持って来て、レース後に改めて滑降トレーニングを一本、滑降は日曜日に開催、と。
あー、あしたも天気よさげだなあ……。

2018/01/11

バートクラインキルヒハイム

およそ30年ぶりくらいのバートクラインキルヒハイム。
あの当時は岩谷高峰も佐藤譲もまだサーキットを転戦していた。そうそう88シーズンに岡部哲也が回転で6位に入ったときに立ち会ったのがここバートクラインキルヒハイムだった。岡部はこのシーズン、ノルウェイのオップダールで2位に入ったのも未だ記憶に残る。

さて、先日のフラッハウ女子回転を終えて、一人のスラローマーが檜舞台から降りることを決意した。ジャパンのベテランスラローマー、清澤恵美子は一縷の望みをかけていたフラッハウのレースで平昌冬季五輪への切符を手にすることができず、潔く現役引退を表明したのだった。清澤にとって、ここ数シーズンはまさに怪我との闘い。よくぞここまで膝の痛みを我慢したものだと思う。「ファイティング キヨサワ!」といつまでも佐助庵の記憶に留めたい。

2018/01/09

フラッハウ 女子回転第8戦

昼頃から降りだした雨は夕方にはどしゃ降りになったのだが、レース開始の6時にはピタリとやんだ。
レースを制したのはやはりといおうかコロラド州ヴェイルのM・シフリン。他の追随を許さない快走ぶりでこれで回転8戦中7戦で優勝を果たしたことになる。当然WC総合タイトルでもトップを独走、すでに2連覇は掌中に?
2位には地元オーストリアのベルナデッテ・シルト。ミセスライヒとなったマリイズの妹です。だから、というわけではないがパーソナルスポンサーは現役時代のミスターライヒといっしょですね。3位にスウェーデンのF・ハンスドッター。
そういえばスウェーデン女子のユニフォーム、今シーズンからゴールドウィンからヘリーハンセンにチェンジしていますね。メインカラーもすっかり変わってしまった。表彰式の後のシャンパンファイトではいきなりプレスに襲ってきたハンスドッターにシャンパンの洗礼を受けてしまった。
やっちまった!と天を仰いで長嘆息するのはスロヴァキアのペトラ・ヴルホヴァ。一瞬のすきからバランスを崩してしまってコースアウト。今季好調で女子総合タイトルではシフリンを追う2位につけているだけにあまりにいたい失策。

フラッハウへ

8日に羽田を出発して、時差の関係でミュンヘンにはその日の夕方着。
そのままワールドカップの女子回転が開催されるフラッハウ入りした。今日9日からいよいよ佐助庵のシーズンインです。
といっても早々にナイトレースだから時差ボケはあまり関係なし。余裕を持ってプレスセンター入りした。

年明け早々のヨーロッパ、強風で大荒れだったらしい。
先週末に男子回転と大回転が開催されたスイスのアーデルボーデンでは1本しかない幹線が雪崩で不通となったが、関係者の必死の努力でなんとか復旧して無事2レースとも開催できた。今週末に伝統のラウバーホルンが開催されるウェンゲンでは麓のラウターブルンネンが台風並みの大嵐に襲われ、現在復旧作業中。被害はまだ明らかになっていない。
この谷は季節風の通り道で、かつては登山電車がひっくり返ったことがあった。滑って降りようにも強風でままならず、やむをえず反対側のグリンデルヴァルト経由で宿へ帰ったことがあった。もちろんラウバーホルンレースはキャンセルされたのだった。
で、きょうのフラッハウ、なんともさえない天気で、暖かくて朝方はときおり日が射していたのだが、いまは雨がぽつりぽつりと降ってきた。夕方にはやみそうで、日本時間の真夜中にスタートするレースはなんとか開催できそう。
ジャパンからは長谷川絵美、安藤麻、清澤恵美子の3選手が出場、ヘルマン・マイアーWCコースで平昌への切符を目指して戦いに挑む。

2018/01/04

山下公園

久しぶりに横浜山下公園。
参道沿いにゴミやペットボトル捨て放題、落花狼藉の限りを尽くす初詣客であふれる鎌倉を逃避、山下公園界隈をのんびり歩き回った。大さん橋にはちょうどまっ白な豪華客船の飛鳥IIが停泊中。でかいんですねえ。ざっと眺めてみても10階建てのビル以上のおおきさだった。

あれは1994年のリレハンメル冬季五輪のときだったか……。
ヨーロッパでWCを取材して、そのままリレハンメルに向かうとき、フェリーというか、豪華客船というかかなりでかい船に乗って、ドイツのキールからノルウェイのオスロまで一昼夜かけて行ったことがあった。きらびやかな船内はさながら巨大なショッピングモール。エレベーターももちろんあるし、たくさんのカフェバーやレストラン、それに広いカジノまであった。スゲえなあ、と思いながら船室に案内されたとたんにガックリきたことを思い出す。かなり安い料金の船室をリザーブしたせいで、そこはなんと船底の狭い船室。2メートル四方のサイコロ型の空間にベッドが置いてあるだけの部屋だった。海の風景を楽しもうにも窓なんかもちろんない。ま、一晩寝るだけだから、とガマンしたことがあった。

大さん橋からしばらく歩くと今度は真っ黒な船体の氷川丸。いまはもう引退して港に停泊して船の博物館みたいになっているらしい。

ところでこの界わいの歩道にはところどころ絵を焼き込んだタイルが埋められている。
赤い靴や帆船のタイルはなんとなく連想できるのだが、ゲタの絵はなんなんだろう。
……そう考えながらぼんやりと歩き回っていたら、いつの間にか昔覚えた童謡が脳内でリフレインのように繰り返されていた。
あの異人さんに連れられていった赤い靴を履いたおんなのこはいったいどうなったのだろう。

2018/01/01

元旦


吉例初詣は佐助稲荷神社。
こわいもの知らずのタイワンリスと並んで、いつにかわらず静かにお参りできた。
 客人を見送った後はタリーズの対面にオープンしたばかりのヴァーヴコーヒーロースターズで一服した。
同じアメリカ西海岸発の、スターバックスの深煎りの苦いコーヒーやタリーズのマイルドなコーヒーとはひと味違った酸味のあるコーヒーだった。

帰宅がてら鶴岡八幡宮の前を通ったのだが、なかなかの人出で、やはり三が日の参拝は無理。
後日だなあ……

2017/12/31

大祓(おおはらえ)

大晦日のきょう、鶴岡八幡宮の大祓式に参列してきた。
大祓詞(おおはらへことば)を奉じて身を清め、御神酒を頂戴し、「おはらひさん」をいただいてきた。

では、皆々さまよいお年をお迎えください。

2017/12/29

バクダン低気圧

いって来ましたよお、バクダン低気圧で大荒れの小谷村、栂池高原。
年明け早々のシーズンインに備えて最終自主トレ決行です。
シンシンと降り積む雪ならいいのだけれども、ヒューヒューとふく風に運ばれてくる横なぐりの雪が止むことなく山を襲っています。

それでも、と外に出てみれば、リフト乗り場で「アーラ、むらさん」という声がして、誰だろうと振りかえったら松澤三千代。白馬高時代には全日本アルペンで二冠を獲得し、後にSAJデモとしても活躍したあの松澤三千代だった。もしかして二十年ぶりくらいの再会だったかもしれない。栂池スキースクールのスキー教師に復帰していて、今日も超初心者のおんなのこに優しくスキーを教えてあげていた。

雪降りは三日三晩続き、帰る頃になってようやく陽射しが顔を見せてくれた。
バスの運転手はうずたかく積もった雪を振り落とすのに余念がなく、そのそばを民宿のおかみさんが、車の屋根の雪はそのままにエイッヤーッとエンジンを吹かしながら坂を上っていった。活気ある村の情景がまたもどってきた。


日本一の豪雪地帯、陸の孤島として名を馳せた松之山育ちの佐助庵にしてみれば、ま、こんな情景も………「フツー」。
でも懐かしい。大雪でみんなドタバタしているというのに、なんだか幸せな気持ちにひたりながら栂池を後にした。

2017/12/19

かえり見すれば

久しぶり、ビーバーこと樋田さんにおめもじ。
あいかわらずFBとインスタとポケモンにはまっている様子です。
ビーバーはただ今かつて取材したシルクロードの膨大なフィルムデータをスキャンして整理中。

では、と辻堂の湘南T-Siteの一角にある apple へ。
最小構成で50万超、目いっぱいスペックアップすると150マンエンにならんとする iMac pro を見にいったのだが(見るだけネ)、まだ店には入ってきていなかった。

こんなところによくこんな広い土地が!と思うほど、できたばかりの広大な新興住宅地の一画にある湘南T-Siteは tsutaya がメインのショッピングモールだから、いうなればだだっ広い本屋。紀伊國屋や三省堂みたく所狭しと……ではなく、地域、場所柄に合ったテーマの本があちこちに散在しているゆったりとしたスペースに置かれていて、立ち読み用の椅子まで置いてあるという驚愕の本屋。それにカフェやレストランやデザイングッズなどの店もいろいろあるものだから、おしゃれな若い奥様グループにとっては一日中いてもあきない洗練されたスペースとなっているみたいだった。高級デジ一眼をぶら下げたあまたの熟年が闊歩している鎌倉と違い、不肖佐助庵的にはすごく新鮮な、すごく羨ましい街に見えた。

佐助ヶ谷への帰り途、ふとかえり見すれば西の空が極彩色に染まっていた。あわてて鎌倉山の秘密基地へあがったのだが、あいにくとカメラもケータイも家に置いたまま。ビーバーが愛用している極めて古いデジカメをお借りして……。

2017/12/17

いとをかし −鶴岡八幡宮御神楽神事−

きのう鶴岡八幡宮の御神楽神事(みかぐらしんじ)を拝観してきた。
四隅に焚かれたかがり火の中で、八百万の神(やおよろずのかみ)に歌舞を奉納する神事です。
かつて平安の京の都で「うたのこえもあはれに、いみじうおもしろし」と清少納言も愛でた御神楽だが、ときおり吹きすさぶ突風に火の粉が躍り、大事をとってかがり火は正面の一基だけ。
夜さり、ほの暗い御神楽「いとかなし」。

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2017/12/08

天圓縦走 −鎌倉アルプス−

こないだシーズンインを前に、重い腰をあげ自主トレを決行した。
……というのも毎年ヨーロッパ滞在中にお世話になっているのりさんがスイスから一時帰国中で、一日円覚寺や長寿寺で紅葉狩りをしたのだったが、けっこう太ももにこたえて「これではイカン」と一念発起したのだった。
いつものとおり獅子舞の谷で紅葉を楽しんでから天圓へアタック開始です。
きょうはその前に、調査と整備を終えてようやく公開された二階堂の永福寺(ようふくじ)跡を佐助庵的テキトー調査。専門家の報告によれば平等院みたいに左右両翼にひろがった感じのお寺だったらしい。

獅子舞の谷は、こがね色のイチョウの葉はもうあらかた散ってしまっていて辺り一面を埋めつくしていたのだが、もみじの葉が見事に赤く染まっていて、ストックを手にした老若男女で賑わっていた。

獅子舞の谷をぬけ、急な山道を登りきって天圓コースへ。
ここから鎌倉と横浜の最高地点、大平山を通り、北鎌倉建長寺、半僧坊大権現へハアハアゼイゼイとアップダウンを繰り返しながらのグータラトレッキング。
途中十王岩の上から相模湾や鎌倉のメインストリート、若宮大路がかすんで見え、振り返るとみなとみらいのランドマークタワーやパシフィコがやはりかすんで見えた。
だいぶ冷えてきたから遠くまでくっきりとクリアなのかと思って300mmのレンズを背負っていったのだが、すっかり当てが外れてしまった。
でもこうして鎌倉の街を俯瞰して眺めると、段葛は頼朝の目論見どおり入り口から八幡さまに向けて徐々に道幅が狭くなっていることがよくわかった。

何体かのからす天狗があたりを睥睨している半僧坊大権現からは急な石段を下った。下りとはいえ数百段の石段をおりるのも結構な苦行。まだ紅葉の残る境内を通りぬけ、総門を出る頃にはかなりヨレヨレになっていて、夏の間グータラの極まりをつくした足腰にズシンときた。
第二次自主トレが必要だナ。

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